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 ケイ・キンが自由気ままにいろんな話題について書いています。
  (写真は本文と関係があったり、なかったり・・・、です)


20201219  
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2020.12.19  一斉に飛び立つカラスたち!  
 
 日没後、寒い冬はいやだなと思いながら空を見上げると、電線におびただしい数のカラス(数百羽?)が止まっていた。住宅街の電線ではない。鉄塔から鉄塔へと張り巡らされている高圧電線である。地上からはかなり高い。
 「うわあ、すごい数のカラスだな」と呟いたそのとき、カラスたちが一斉に飛び立った。順次にではなく同時に、である。集合しているのはよく見たが、一斉に飛び立つところを見たのは初めてだ。壮観な光景に感動・・・である。
 
 ところで、高圧電線は裸線なのにカラスはどうして感電しないのか。これは、簡単にいうと、たとえカラスが電線を二本足で掴んでいても、電気はわざわざカラスの体を迂回することはなく、もともと流れやすい電線の方を通過しているだけのことであるらしい。ただし、あくまでも一本の電線である場合・・・である。
 
 カラスたちは、しばらく上空を旋回した後、そのうち一羽もいなくなった。おそらく、ねぐら(塒)に向かって飛んで行ったのだろう。ちょっと待てよ。それにしても、あれだけの数のカラスが同時に飛び立つなんて、誰かが(カラスのこと)号令をかけているのか?どんな風に?カラス語がある?・・・謎である。知りたい、と思った。
 
 カラスが日没時に集まるのは、就塒前集合(しゅうじぜんしゅうごう)と呼ばれていて、年中見られるわけではなく、秋から冬にかけての季節だけだそうである。わかりやすい言い方として、ねぐら入り前集合という呼び方もあるようだ。
 カラスは春から夏の季節が繁殖期で、子育てのための巣を作る。ねぐらは巣とは違い、集団で寝る場所のことで、この季節には子供のカラスはもういない。つまり、春から夏は家族生活、秋から冬は集団生活ということだろう。
 
 日本には7種類のカラスがいるらしい。なかでもいちばんポピュラーなのがハシブトガラスで、その名のとおり嘴が太く、全身が真っ黒なカラスである。片足ずつ歩くのではなく、両足で跳ねるように歩く。サイクリング中によく出会うのはこいつらだ。体に白い斑点があるカラスや、白と黒の二色の柄のカラスもいるらしいが、カラスといえば全身が真っ黒でなくちゃ。(無理やりの定義)
 室町の時代に、一休さんが「闇夜にカラス」と題して真っ黒に塗りたくった絵も、ハシブトガラスを描いたのに違いない。あ、これはどうでもいい話か・・・
 
 至近距離でハシブトガラスを見ると、全身真っ黒ではあるが、艶があってとても綺麗だ。生まれ変わるときはカラスになりたいという思いは今もある。以前にもカラスのことを書いた(20110716孤高のカラスにあこがれている?)が、カラスの習性は概ね理解しているつもりだ。この度、知りたいと思ったのは、繰り返すが、ねぐらに向かうときの一斉(同時)に飛び立つ方法である。
 リーダーのカラスが「そろそろ行くカー、1、2、3、カー」って・・・まさか。
 
 
 
20201122  
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2020.11.22  ガーデニングを楽しむ日々!  
 
 テレビや新聞などのメディアでは、連日、新型コロナウイルスに関するニュースが流れている。内容は新規感染者数の推移や新しい生活様式の紹介など様々だが、それにしても、なんだかとんでもない世の中になってしまった感がある。インフルエンザの脅威と違うのはワクチンがないってことでしょうか。
 個人的にはもともと人の多い場所は好きではないし、外食もあまりしない方である。密になる場所ではマスクを着用するようになったし、手洗いもこまめにするようにはなったが、特段生活が変わったという意識はあまりない。スーパーやホームセンターで食材や日用品が買えればOKという状況である。
 
 ただひとつ変わったことといえば、ガーデニングを楽しむようになったことかな。コロナ禍の中、ゴールデンウィークの頃に「花や野菜を植えてみようか」と思ったのが始まり(20200523掲載)だった。約半年間をしゃべってみる。
 このとき植えたのは、花はマリーゴールド、なでしこ、バーベナとロベリアで、野菜はししとうとミニトマトでした。マリーゴールドとなでしこは、初めのうちは元気よく咲いていたが、一か月ほどで弱っていきました。素人が始めたことなので何が原因なのかがよくわからなかった。バーベナとロベリアはよく咲いてくれました。ししとうは今も実がなります。ミニトマトは美味しかったですが、十数個の実がなったあと弱っていきました。鉢植えよりも路地の方がいいらしい。
 
 6月になって、日日草、サルビア、メランポジウムと朝顔(ヘブンリーブルー)を植えました。日日草とサルビアは夏の間にどんどん増えて元気よく咲いてくれました。メランポジウムは、初めのうちは元気がなかったけど、活力液の注入で復活。朝顔は2~3個咲いたあと枯れてしまいました。これにも活力液を注入したけど駄目だった。「何故なんだ?」といって涙ぐむ日も・・・
 
 7月にはリベンジだといって、マリーゴールドと朝顔(ヘブンリーブルー)をもう一度、それとペンタスとインパチェンスを植えました。ペンタスとインパチェンスはずっと元気で今でも咲いています。マリーゴールドと朝顔は、7~9月は葉ばかりで花が咲かず、どうなっているのかと思っていたら、10月になってからいっぱい咲いてくれました。嬉しかったです。ネットで調べてみたら、もともとどちらも10月頃に咲く花で、「なあんだ、そうだったのかあ」という感じ・・・
 
 そして今月になり、季節が変わったので、パンジー、ビオラ、ノースポールと葉牡丹を植えました。今のところ順調です。これまでの経験を踏まえ、やはり水はけをよくすることが重要ではないかと思い、今回は鉢底石(軽石)を購入して試しています。とまあ、こんな風にガーデニングを楽しむ日々を送っていますが、花がらを摘んだり、水やりをしたり、雑草を引いたりしている時間は雑念から解放されます。コロナ禍の中、ストレス発散にいいかもしれません。
 以前のような生活に戻れなくなったといって悲観的になるのではなく、いまはただ、「できることをやる」・・・うん、これしかないだろうな。
 
 
 
20201018  
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2020.10.18  第200話、何を言っている?  
 
 自由気ままに、がんばらずに書き続けて第200話となりました。ついに殿堂入りか?といって、プロ野球投手の200勝と一緒にしてはいけない。強打者を相手に勝負を挑み、200回も勝利投手になるのはすごいことです。でもまあ、レベルは違うが、よく書き続けたねと、今回はこっそりと自分を褒めてやろう。
 
 さて、そうだったのかあ・・・という話である。先日に放送された、探偵!ナイトスクープという番組でのことだ。依頼の内容は、宇崎竜童率いるダウンタウンブギウギバンドの40年前の曲、「カッコマンブギ」に収録されている意味不明のセリフについて、何と言っているのかを調査してほしいというものだった。
 
 ~銀座原宿六本木、バギートップにヒップボーン~で始まるこの曲は、カッコマン(格好いい男)になりたいがなりきれない悩みを歌ったもので、たしかに曲の中間あたりとエンディングに近いところで早口言葉みたいなセリフが挿入されている。「※◇♯△BABY?、ん?、何を言っているんだ」という感じなのである。歌詞カードを見てもこの部分は記載がない。そして、謎のまま40年以上を過ごしてきたことになる。全国に同じ思いの人がたくさんいるだろう。
 
 番組では、依頼者とカンニング竹山さん(探偵)が宇崎竜童さんに会いに行くことになった。ところがボーカルの宇崎さんも、この部分は何を言っているのかわからないらしい。リードギターの和田静男さんが録音した部分だったのだ。で、宇崎さんが和田さんに電話すると、和田さんが丁寧に解説してくれた。
 和田さんの話によると、この部分(1フレーズ目)は、カッコイイをバビ語で言ったものだとか・・・。ただし、カッコイイのカの次に静岡弁の「のさ」を混ぜたらしい。これはお遊びのひとつかもしれませんね。「のさ」で一語なのか、「の」と「さ」が別々の言葉なのかはわからない。
 
 バビ語というのは、言葉の間に「ばびぶべぼ」を入れるもので、言葉と母音が同じものをひとつずつ挟んでいく話し言葉である。例えば「俺」という言葉はバビ語で話すと「おぼれべ」になる。では「っ」「ん」「ー」のときはどうするのか。「っ」は何も付けないでそのまま、「ん」は「ぶ」を付ける。「ー」は直前の母音を踏襲するらしい。例えば「切符」は「きびっぷぶ」、「電話」は「でべんぶわば」、「メール」は「めべーべるぶ」となる。ちょっとややこしい。個人的には「ん」も「ー」も母音がないのでそのままでいいと思うのだが・・・どうでもいいか。
 
 バビ語の発祥は、1970年代、花の中三トリオの森昌子さん、桜田淳子さん、山口百恵さんの3人が、話を盗み聞きされるのが嫌で、自分たちにしかわからない言葉で話そうということで使い始めたらしいが、真偽はわからない。
 
 というわけで、40ん年間、何を言っているのかがわからなかった「カッコマンブギ」のセリフが判明したことになる。1フレーズ目は「かばのぼさばっこぼいびいび」、2フレーズ目は「がばんぶばばれべよぼ」である。
 そうだったのかあ。あばーば、すぶっきびりびしびたば・・・やめとこ。
 
 
 
20200923  
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2020.09.23  自動車に車検はつきものだ!  
 
 自動車を所有する者にとって、避けて通れないのが車検費用の負担である。車検費用は自賠責保険や自動車重量税などの法定費用、定期点検料や測定検査料などの車検基本料金、その他の部品交換費用に大別される。そして、それらの総額ではなんだかんだといって、最低でも10万円前後にはなるだろう。お金がふんだんにある人にとっては痛くも痒くもないだろうが、庶民にとっては頭の痛い話だ。
 車検を受けるにはディーラー、自動車整備工場、ガソリンスタンド、車検の専門店などに依頼することになるが、ディーラーは料金が高いので、少しでも安く抑えたい人からは敬遠されているようである。が・・・
 
 実は先日、我が家の自動車も車検を受けたのだが、料金が高いとは知りつつも、敢えてディーラーにお願いしている。最近の自動車は昔とは違って、ただ吸って吐くだけの代物ではなくなり、コンピュータ制御だらけの機械に変貌しているので、新車で購入したディーラーに依頼する方が、安心感が得られるのである。(実際に質の高い点検を行っているようである)
 
 点検を終えた後の見積もりでは、次回の車検を見据えて、緊急性の高いもの、部品交換か修理か判断次第のもの、必要性はないが希望次第のものというように、すごく丁寧に説明していただいた。メーカーの信用を背負っているということもあるのかもしれない。そして、当方にとっても納得できる内容になっていくのだ。(もちろん必要と思われないものは断っている)
 
 この車検(自動車検査登録制度)という国が定めた制度は、世界で唯一というわけではないが、日本特有の制度といえそうだ。この制度によって誰が得をするのか、利権があるのかなどといった話はどうでもいい。自動車を所有しておきながら、自分では到底できない点検・整備を法のもとで強制的にやってくれるのである。と考えれば、逆にありがたい制度でもある。
 ただ整備費用は仕方がないとしても、法定費用はたしかに高いかな?とは思う。でもまあ、日本に住んでいる限り、従わざるを得ないだろう。
 
 話は変わるが、ウェブニュースで自動車の燃費に関する面白い記事があった。「エアコン温度を何度に設定すれば燃費が悪くなりにくい?」という題目で、要約すると、日本車は25度に設定するのがいちばん燃費の悪化が少ないのだそうである。なぜ25度なのかについての技術論を読みながら、「たしかに夏場はエアコンを使うので燃費が悪くなるが、それがどうした?」と思っていると、最後のまとめが面白かった。
 要点を引用させていただく。~カーエアコンは体調管理において大切な装備である。若干の燃費が改善するからと無闇に設定温度を変えず、自分の体調に合った温度にすることが大切である。~
 って、そりゃそうでしょ。
 
 
 
20200822  
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2020.08.22  アシナガバチに刺されちまった!  
 
 金木犀の木を剪定していたときのことである。突然、目の前にアシナガバチが現れたので、思わず持っている剪定バサミで振り払った。が、これがよくなかった。逃げようとしたときに右手の甲に激痛が走った。「痛っ」
 何のことはない。刺されてしまったのである。蜂に遭遇したときは、まずは逃げるのが鉄則なのに振り払おうとするなんて、ああ、俺としたことが・・・
 
 剪定バサミを強く握ったまま、脚立から降りて、とにかくその場を離れた。幸い、刺されたのは一か所だけだった。たまたま一匹だけが飛んできただけで、これが巣の近くだと、何度も刺されることがあるらしい。それにしても、何という痛さなのか。拳を強く握りしめたまま痛みに耐えた。今じゃんけんをすると、ずっとグーである。
 (あ、左手ですればいいのか)
 
 こんなときに備えて、ポイズンリムーバー(吸引器)を買っていたのだが、初めて使うことになった。が、血が少し出ただけで、毒が出たかどうかはわからなかった。まあいい。水で流しながら冷やそう。とにかく痛い。
 
 ところで、あの野郎(アシナガバチのこと)はまだいるのか?「仕返しをしてやる」といって、殺虫剤(ズドドーン)を手に金木犀の木までいってみると、まだいやがった。で、狙いを定めてトリガーを引いた。命中である。地面に落ちた野郎に向けてもうひと吹き。「倍返しだ」
 殺生は好きじゃないが、何度も来られるのも困る。「すまんな」である。
 
 そうこうしているうちに一時間ほどが経った。とりあえずホッとした。なぜなら、アシナガバチに刺されたのが小学生のとき以来、2回目だったからである。
 人は生まれてから、初めて蜂に刺されたときは、痛みや腫れが一日で治まるのだが、2回目に刺されると、たとえ初回が子供の頃であっても体が毒を憶えていて、呼吸困難になったり意識を失ったりすることがあるらしい。いわゆるアナフィラキシー症状と呼ばれるものである。もちろん個人差があるようだが。
 今回は、右手の甲の部分が腫れ上がっているだけで体は何ともない。蜂刺され状態のままのようである。これなら病院に行くまでもないだろう。
 
 夜になるにつれて腫れがひどくなってきた。が、依然手の甲の部分だけである。とにかく冷やし続けよう。刺された日は運動、入浴、飲酒は控えた方がいいようである。ぐっと我慢して晩酌はやめにした。超久しぶりの休肝日だ。
 
 その後の経過。痛みと腫れは4日目に治まった。5日目以降は一週間ほど痒みが続いて、最後には月のクレーターのような傷跡が残った。あんな小さな毒針で、こんなに人間様を苦しめるなんて・・・
 アシナガバチ、恐るべし。
 
 
 
20200724  
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2020.07.24  あの夏休みはどこに行った?  
 
 小笠原君は何をしている。友人の名前ではない。太平洋高気圧のことである。正確に言うと、太平洋高気圧というのは総称であって、日本の天気に影響を及ぼすのは、この西の端に位置する小笠原高気圧である。子供の頃は、天気予報でも小笠原高気圧と呼ばれていたように記憶しているが、いつの間にか太平洋高気圧と呼ばれるようになった。この高気圧が張り出して、日本を覆うようになると夏がやってくるのである。小笠原君、元気を出せよ。
 
 さて・・・、もうとっくに夏休みの季節だというのに、日本列島の付近に梅雨前線が居座り続けるとはどういうことか。今回の場合は、インド洋の海面水温が平年より高く、その反動でチベット高気圧が大きく張り出しているので、太平洋高気圧が梅雨前線をなかなか押し上げられないといった構図のようだ。この小笠原君に元気がないものだから、南から暖かく湿った空気がどんどん入り込み、ここのところ、日本のあちこちで豪雨による被害が続出している。
 
 線状降水帯?バックビルディング現象?もういい加減にしてくれ、である。がしかし、これを単に異常気象と呼んでいいのだろうか。もし根本的な原因が地球の温暖化にあるのだとすれば、今後は当たり前のことになっていくのではないだろうか。だとすれば、50年に一度の大雨?これまで経験したことのない大雨?こんな呼び方はもうしない方がいい。大雨が降ることを前提として、我々の生活を考えなければならない時代になったということだろう。
 
 ましてや今年の夏はコロナ禍との闘いもある。小中学校などでは、春の臨時休校の影響で夏休みは短縮せざるを得ないのだとか。それと熱中症との闘いはもはや常態化してしまっている。麦わら帽子をかぶり、虫かごと網を持って、ランニングシャツ姿で駆けずり回ったあの夏休みはどこに行ってしまったのか。いまの子供たちが不憫でならない。もっとも、ゲーム機があるから大丈夫だよと言われればそれまでだが・・・
 
 夏休みといえば、いろんな思い出があるなあ。一部を振り返ってみる。
 小学生の頃、夜の公園で友人と穴ゼミを観察していたら(夜といっても午後8時くらいだったと思うが)、おまわりさんに呼び止められたことがあった。「君たち、何をしているんだ」、「いえ、あの、穴ゼミを見ていたんです」・・・、当然おまわりさんは「はやく家に帰りなさい」だった。
 中学生の頃、美術の宿題で友人たちと一緒に公園で写生(水彩画)をしたのだが、遊ぶことに夢中になってしまい、画用紙の白いところがたくさん残ったまま提出した。当然先生は「完成してないじゃないか。やり直してきなさい」だった。その後、塗りたくって再提出したら、なんと努力賞で表彰されてしまった。事情を知っている友人たちからはブーイングの嵐である。
 あっはっは。
 
 いま、この文章を書きながら、心は少年時代に戻っている・・・
 
 
 
20200621  
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2020.06.21  ままならないのが人生、だな!  
 
 週刊現代の新聞広告を見ていて、題名のひとつに目が留まった。大特集「ウィズ・コロナ」の時代を賢く生きるためのヒントと称して、「ままならないのが人生」とある。そして、内容を紹介する副題が五つ添えてあった。箇条書きにしてみる。
 ・人生には仕方ないことがある
 ・他人と比べてはいけない
 ・人は与えられた運命を生きている
 ・何があっても感謝
 ・後から振り返れば、たいていのことは大したことじゃない
 
 なぜ目に留まったのか。実はこれ、人生観というか、常日頃から自分が思っていることと同じだからである。ウィズ・コロナの時代云々はどうでもいい。方法論ではなく人生観の問題だと思っている。「ままならないのが人生」がどういうことかは説明するまでもない。その言葉のとおりではないだろうか。
 
 人は誰でもこの世の中に生かされているが、何につけても思いどおりにはいかないものである。がしかし、起こってしまったことは認めるしかない。後はできることをやるしかないのだ。いま思えば、この言葉を意識し始めたのは20歳代の頃で、三好鉄生さんの「明日は明日の風が吹く」という曲を聴いたのがきっかけだった。歌詞の一部を引用させていただく。~来る日も来る日も働いて、いつになったら幸せが、ままにならない人生を恨んでみてもしょうがない~である。
 で、自作曲の「居酒屋フリータイム」の歌詞にも書いた。~きっと誰もが足りない自分を感じながら生きている、ままにならないのが人生さ~
 
 そこで、この週刊現代の特集ではいったいどんなことが書かれているのだろうと、すごく気になったので買ってしまいました。キャッチコピーにつられて、まんまと講談社の術中にはまったわけである。つまるところは、元プロ野球選手の田淵幸一さんをはじめとして、著名人たちの壮絶な人生体験が紹介されていたのだが、ままならない人生は何も特別なことではない。我々一般の庶民の日常の体験にもあてはまることである。結局、わずか10ページのために520円を払ったことになったのだが、それはまあいい。
 
 気に入った文章があったので、一部を引用させていただく。~「こんなはずではなかった」と悔やんだところで、やり直せるわけではない。「しょうがない。これが自分の人生だ」と思えるかどうか。それがこれからも続く人生を楽しむ秘訣なのだろう~なるほど・・・なのだ。
 
 余談。ゴールデンウィークに植えたししとうの実がなりました。酒の肴にと思い、フライパンで焼いて、醤油をかけてパクっ・・・「あ、めちゃ旨い~」
 
 
 
20200523  
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2020.05.23  花や野菜を植えてみようか?  
 
 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が首都圏4都県と北海道を除いて解除となった。感染者数の推移からみて、そのうちすべてが解除となるだろう。が、収束したわけではないので、今後も3密を避け、手洗いとうがいの励行が必要であるのは言うまでもない。テレビのニュースなどでは日本政府の対応について取り沙汰されているが、世界各国に比べて死亡者数が少ないのは評価していいのではないだろうか。結果論にすぎないかもしれないが・・・
 
 さて、今年のゴールデンウィークは、外出自粛を余儀なくされたステイホーム週間となってしまったが、家でできることを考える機会になったともいえる。
 ふと思いついたのが、「花や野菜を植えてみようか?」である。伏線はあった。日ごろから、物置や庭に放置されているプランターや植木鉢があるのを見て「もったいないなあ」と思っていたのだ。これを使わない手はない。
 
 そこで、ホームセンターに行き、不足している日用品を購入するついでに花や野菜の苗と土を購入した。もちろん、不要不急の外出ではないと判断してのことだ。コロナの影響による外出自粛はよくわかっている。いつもよりお客さんが多いとは感じたが、要は3密を避けるためにさっと購入してさっと帰る、である。こんなことに気を使わなければならないなんて、コロナめ・・・
 
 プランターと植木鉢をよく洗い、底に小石(ストックがあった)を敷き詰める。園芸用の鉢底石(軽石?)ではないが、水はけをよくするためなので小石でも構わないだろう。特に必要だというわけではない、という意見もあるようだ。
 次に土を入れる。購入したのは「花と野菜の土」である。もともと土が入っていたプランターは、その土をそのまま使った。ちょっと不安だが・・・
 
 購入した苗は、花はマリーゴールド、なでしこ、バーベナとロベリアで、野菜はししとうとミニトマトである。土に苗を入れて、さらに土をかぶせる。きれいに咲いてくれよ、美味しそうな実をつけてくれよと念じながら土を押さえた。日ごろは音楽だのサイクリングだのと言っている自分が、今こんなことをしているなんて。何だか少し、妙な気分になった。が、意外と楽しい・・・
 
 最後に水やりである。とりあえず、植えたばかりのプランターや植木鉢にたっぷりと水をやった。家庭菜園、特にプランターでは水のやり方というのが重要なのだそうである。初心者にありがちなのが水のやりすぎで、根が酸欠状態になって、雑菌が繁殖して腐ってしまい、最後には枯れてしまうということがよくあるらしい。それと、真夏の昼間はNGで、早朝と夕方がいいのだとか。
 
 初心者も初心者で恐る恐るやっているが、花はいっぱいつぼみを膨らませてくれていて、いまのところ順調に育っている。いやあ、ホントに可愛いです。
 あ、庭の木の剪定もしなくちゃ、雑草も引かなくちゃ、ああ忙しっ・・・
 
 
 
20200424  
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2020.04.24  外出自粛で網戸を張り替える!  
 
 大変な世の中になっちまったな。世界中で流行している新型コロナウイルスのことである。日本では、初めのうちは感染経路が比較的わかっていたが、そのうち感染経路がわからない人が多くなり、しかも急激に増加したので、政府が緊急事態宣言を行った。対象区域は7都府県に始まり、全国的にまん延していく状況をみて、一週間後にはとうとう全都道府県に拡大された。
 
 政府(首相官邸)のホームページに「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」というものが掲載されている。要約すると、諸外国で行われている都市封鎖(ロックダウン)のような施策は実施しないが、3密(密閉、密集、密接)や不要不急の外出を避けることによって、感染拡大の速度を抑え、医療体制を崩壊させることなく、社会機能は維持させていくということのようだ。
 
 そして、外出自粛の対象とならない具体例のなかに、屋外での運動や散歩などが挙げられていた。ややホッとした感がある。サイクリングは可能だからだ。先日もサイクリングをしたが、たしかにウォーキングをする人が増えている。外出自粛で運動不足にもなるし、気も滅入るのだろうな。お父さんと一緒に散歩している小学生の女の子の嬉しそうな顔を見ていて、なおさらそう思った。
 
 不要不急の外出は避けるということだが、これはもう仕方がない。いまは国民が国家を信頼して、一丸となって新型コロナウイルスと闘うしかないのだ。
 休日になり、さて何をしようか、である。家にいてできることを考えてみると・・・、そういえば、網戸のあちこちに穴が開いていたな。よし、蚊がうろうろする夏が来る前に、傷んでいる網戸の網を張り替えよう。というわけで、必要な外出と称して、ホームセンターに行き、網戸用防虫ネットと網押さえゴムを購入。いずれもグレー色を選んだ。網戸ローラーはすでにある。で、作業開始・・・
 
 網戸を取り外してゴムと網を剥がす。ゴムは弾力性を失い、グレーだった網は黒ずんでいた。たしかに張り替え時なのかもしれない。新しい網をかぶせ、ローラーで新しいゴムをはめ込んでいく。あ、しまった。網戸の枠と網の目を平行にするために両端を固定させるのだが、クリップがないぞ。ええい、ままよ、洗濯バサミでやっちゃえ。なんとも頼りないが何とかなるだろう。まず2辺をL字型にゴムをはめ込み、残りの2辺は網をそっと引っ張りながらゴムをはめ込む。最後にはみ出た網をカッターナイフで切断して、ようやく一面が完成。
 
 これを何度も繰り返すのだが、立ったり座ったりの連続なので、けっこうしんどい。運動不足の解消にはなるかもしれない。張り替えた網戸を見て思わず微笑んだ。きれいになったので嬉しいのはもちろんだが、なんとなく部屋の中が明るくなったような気がするのだ。それに達成感が心地よい。
 まずは、休日の一日をこのように過ごしたのでした。あたた、腰が・・・
 
 
 
20200320  
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2020.03.20  JAFのお兄さん、ありがとう!  
 
 休日の夕食前に、テレビのニュースを見ながら晩酌をするのが好きである。飲むのは缶ビール1本と熱燗一合。肴はスーパーで買ってくる。お刺身やらお惣菜やら日によってまちまちだが、ひとつだけこだわりがあって、価格が税込300円以内のものと決めている。「贅沢は禁物」を実践しているのだ。
 
 先日のことである。いつものようにスーパーへ行き、買い物を済ませて駐車場に戻ると、車が微妙に傾いていた。「うん?・・・ぎょえ~~~~~」
 なんと、タイヤがパンクしているではないか。左のリアタイヤだった。これまで6台の普通乗用車を乗り継いできたが、いずれもスペアタイヤが搭載されていて、パンクしたときの交換も何度か経験している。が、いまの車は軽自動車で、しかもスペアタイヤは搭載されていないのである。もうお手上げだ~
 
 といっている場合ではない。JAFに電話した。会員になってから10年以上になるが、初めての救援要請だ。コールセンターの女性から、「一般道路ですか?高速道路ですか?」と尋ねられ、「いえ、スーパーの駐車場です」と答えた後、場所、車種、それとパンクしてスペアタイヤがないことを伝えた。会員の場合、パンクの応急処置は無料らしい。最後に、「〇〇営業所の者が行きますが、40分から50分くらい待ってもらうことになりますけどよろしいですか?」ときた。良いも悪いもない。こちらは待つしかないのだ。
 
 寒い日だったので、熱い缶コーヒーを飲みながら待った。20分ほど経って、「ああ、いまごろは晩酌を始めている頃なのに~、あ、いや、我慢、我慢・・・」と思っていたら電話がかかってきた。駐車場の入口にいるとのことで、意外と早かったなと思いながら迎えに行って誘導した。感じのいいお兄さんだった。
 
 作業が始まった。見学をさせてもらおう。ジャッキで車体を上げてタイヤをはずすと、タイヤの溝に鋭利な金属片が突き刺さっていた。なるほど、そりゃ穴が開くわな、と納得。泡を吹きかけて空気がもれていることを確認。プライヤーで金属片を抜き、柄のついた金属棒を穴に突き刺す。で、グイグイと穴を広げる。「何ていうことをしやがる」と思ったが、後の作業を見て納得。穴にゴムの栓を詰めるのである。
 金属棒に接着剤をたっぷり塗って穴に注入した後、ゴムの栓を金属棒の先に装着し、これにも接着剤をたっぷり塗って穴に詰め込む。金属棒だけをそっと引き抜き、再び泡を吹きかけて空気がもれていないことを確認。最後に、はみ出ているゴムをハサミでちょきん。作業終了。
 
 さすがにプロだなと思った。パンクを修理するのに10分とかかっていない。応急処置とはいっていたが、お兄さんの話によると、この程度なら改めて修理する必要はないらしい。今後は気を付けようと思いたいが、こればかりはどうにもならない。どこで何を踏むかはわからないからだ。強運だけを祈ろう。
 いやあ、本当に助かりました。JAFのお兄さん、ありがとう。
 
 
 
20200223  
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2020.02.23  21世紀はウイルスとの戦い?  
 
 20世紀が終わろうとする頃、テレビ番組だったのか新聞などの紙面だったのかは忘れてしまったが、「21世紀はどんな時代になるのか?」と題して、ある人が「第三次世界大戦とか核戦争とかではなく、人類はウイルスとの戦いになるだろう」と語っていたのを微かに憶えている。元来、人類の歴史はウイルスとの戦いの歴史といえるから、「特に、あるいは新たに」ということなのだろう。
 
 21世紀になって今日までを振り返ると、SARSに始まり新型コロナウイルスまでと、現実にそうなっている。毎年流行するインフルエンザも新型が発生していて看過できないところである。ウイルス、嫌な言葉である。コンピューターに侵入し、他のコンピューターにも増殖させる特殊なプログラムも、コンピューターウイルスと名付けられた。これについては面白い質問があった。「コンピューターウイルスは人にもうつるのですか?」
 あ、面白い質問といえば思い出したぞ。かなり昔のことだが、「あっぱれさんま大先生」というテレビ番組だったと思う。子役の小学生たちが老人ホームを訪問するという企画で、ひとりの女の子がおばあちゃんたちに質問した。「大きくなったら何になりたいですか?」もう大爆笑。
 
 話がそれた。専門家の話によると、熱帯雨林などの密林を開拓するようになってから、野生動物だけに関わっていたウイルスが人間にも感染するケースが増えているらしい。また、地球の温暖化などの気候変動によって、ウイルスを持つ虫などの生息地域が変化しているので、それに伴って感染症が流行する地域も変わってきているのだとか・・・
 それと、鳥インフルエンザが流行したときの話だが、フロンガスがオゾン層を破壊し、薄くなった北極地に太陽からX線やガンマ線が多量に降り注ぎ、活発化したウイルスを渡り鳥が運んだのではないかという説もあった。
 
 要するに、ウイルスに関しては未知の世界というか、もう何が起こるのかわからないのである。今回の新型コロナウイルスにしても、結果的には後手になったかもしれないが、予測できない状態の中で、関係者は専門家の話を聞きながらベストな対策を講じているはずである。無責任な評論家たちにやめてほしいのは、後からわかったことを持ち出して、過去の対応を批判することである。なぜそのときに言わないのか・・・と思っているのは僕だけだろうか。
 
 医学が進歩しているのは間違いないが、ウイルスはそれ以上にどんどん進化している、というのが実態なのだろう。もう、人類とウイルスの競争状態である。ただ、我々にできることといえば、やるべきことをやるしかない。例えば、手洗いとうがいの励行である。他人に責任を押し付けるのはやめよう。
 ウイルスとの戦いというのは、もしかしたら、自然を破壊し続ける人類に対して、神様が与えた試練なのかもしれない・・・
 
 
 
20200119  
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2020.01.19  Windows10、まあいいか!  
 
 一生の不覚、とまではいかないが油断していた。電車の駅で乗り換えのために階段を駆け降りていたところ、最後の一段を踏み外し、前のめりに転んでしまったのだ。踏み外したというより、降りきったと思ったらもう一段あったのである。幸い、ダウンコートを着ていたのでケガ(擦過傷)はなかったが、地面で左側の大腿骨の付け根と肘をしこたま打った。神様の代弁でおそらく、「いつまでも若いと思って調子に乗るな」ということだろう。ああ、痛い・・・
 
 さて本題。パソコンのWindows7が本年1月14日にサポート終了となった話である。使い続けることはできるようだが、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるのだとか・・・、これは痛い。階段で転んだ痛みなどかわいいものである。昨年の9月頃にどうしようかと思案していたのだが、2010年に購入したパソコンはハードディスクがぶっ壊れつつ10年使用したので、思い切ってWindows10が搭載された新しいパソコンに買い替えることにした。
 
 それで、徐々に準備すればいいだろうとのんびり構えていたら、あっという間に正月を迎えてしまった。1月になってから、Windows7から10に早く移行させようということで、連日のように作業が続いた。まずメールである。標準のメールアプリを起動させて設定を済ませたのだが、このアプリでは任意のフォルダを作成することができないらしい。「なぬ?じゃ、やーめた」といって、Outlookを使うことにした。これだと任意のフォルダを作成できるし、使い勝手もいい。Windows live mailに慣れていた人はこちらの方がいいかもしれない。
 
 次に、個人的なファイルやフォルダを外付けのハードディスク経由で移していった。特にiTunesのミュージックフォルダは時間がかかったなあ。iTunes自体は新たにダウンロードし、既存のフォルダをライブラリに追加させた。まったく問題はない。ただフォルダ場所の変更設定がうまくいかない。何かいい方法があるはずなので、いろんな人の意見を参考にしようと考えている。
 
 最後に、ホームページ作成と写真編集である。10年前に入手したソフトはいずれもバージョンが古く、Windows10に対応していないことがわかっていたので、新たにホームページビルダー21とフォトショップエレメンツ2020のソフトをすでに購入しておいた。標準のフォトアプリでも写真編集をすることができるのだが、試してみると使い勝手があまりよくなかった。で、2つのソフトを無事インストール。とりあえずやれやれである。(まだまだやることは残っている)
 
 Windows10のコンセプトが「サービスとしてのWindows」となっていて、Microsoftのウェブページで概要の説明文を読んでみたが、何を言っているのかがさっぱりわからなかった。画面はwindows7の方がよかったと思うのだが、おそらく徐々に慣れていくのだろうな。全体としては、まあいいか・・・である。
 
 
 
 
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